基本合意?

本日届いた文化通信に、驚くべき記事が載っていた。

管理センター CDVJ 貸与権で基本合意 年内正規運用で交渉継続
文化通信. 第3631号 2006年1月23日(月)4面

この記事によると

日本雑誌協会は1月18日に理事会を開き、出版物貸与権管理センターと日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVJ)の間で交渉が続けられてきた出版物の貸与権に関して、昨年12月16日に基本線での合意がなされたと報告された。

とのこと。
情報源が貸与権管理センターではなく、その社員の日本雑誌協会であることも、よく分からないし、合意の内容も記事には詳しく記されていない。
さらに、記事には

使用料率を含め、細部の合意が残っていることから、交渉は継続し、正式な決定は今後となる。

とあるので、まだ正式な合意はなされていないのかもしれないが、現時点で貸与権管理センター、日本雑誌協会、そしてCDVJのサイトを見てみたが、この件に関する記述は見つからなかった。
書籍・雑誌に貸与権が適用されて1年、ようやく正式な運用にこぎ着けられるめどが立ったのでしょうか。
いずれにせよ、一日も早く合意内容を公開してもらいたい。