税金にたかる作家

旅烏さんCKKさんが、「図書館についての声明」に対して論理的におかしいとおっしゃっています。
もちろん、論理的にはおかしいのですが、文藝家協会ら5団体の思考の中では多分きちんと繋がっているのでしょう。
と言うのも、文藝家協会の主張が図書館についての声明ではなく、自分たちに税金をよこせと主張しているに過ぎないからです。
「図書館予算の増大」の要求は、言い換えれば、税金を使って自分たちの本を買え、と言っていることですし、「国家または公的機関による著作者等への補償制度の確立」の要求は、税金を自分たちに配分しろ、という要求です。
つまり、自分たちにどんどん税金をよこせ、と言っているのです。
一言で言えば、国や地方公共団体にたかっているに過ぎないのです。
だから、口実は何だって良いのだと思います。

国や地方公共団体にたかるという点では、文字・活字文化振興法も同じでしょう。