ロングテール

今日買った週刊東洋経済の特集「ブログ資本主義」と、検索エンジン戦争という本の両方で「ロングテール」が取り上げられていた。

検索エンジン戦争

検索エンジン戦争

ロングテールについては梅田望夫氏の次の記事が分かり易いと思う。

web kikaku
"ネット世界で利益を稼ぐ「ロングテール現象」とは何か"
http://www.shinchosha.co.jp/foresight/web_kikaku/u103.html

上記記事や、東洋経済の記事でもアマゾンの例が紹介されていて、売り上げのある程度の規模をニッチ商品が占めているとのことだ。
また前にも紹介したが、版元ドットコムでは、既刊本の売り上げ比率が70%を越えているとのこと。

版元日誌 » 版元ドットコム会員集会報告
http://www.hanmoto.com/diary/2005/06/15/226/#more-234

これもロングテール現象ではないでしょうか。

正確な書誌情報を自らの手で発信する版元の取組みは、これからの本の動き方を変える、原動力になるでしょう。

と述べているけれども、まさにその通りだと思います。
文字・活字文化振興法が制定されてしまいましたが、具体的な施策を考える際には、再販制度の維持というような後ろ向きの姿勢ではなく、ニッチな商品をいかにして売っていくかという前向きな姿勢で考えてもらいたい。