輸入権の施行状況について便乗して知りたいこと

小倉弁護士レコード輸入権のその後というエントリに対して、暇人#9さんが“レコード輸入権”施行後の状況をまとめています。
レコード輸入権の動向については、きちんとフォローしていませんでしたが、とても参考になりました。
でも、一つ便乗して知りたいことがあります。
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいのですが、著作権法改正が成功された2005年1月以降、日本のレコード会社はアジアにどれだけ積極的に進出しているのか、ということです。
レコード協会のサイトの音楽レコードの還流防止措置のページにあるように、「レコード輸入権」は

この改正法は、近年、台湾、中国、韓国及び香港等の地域における日本音楽に対する需要の高まりを受け、レコード会社各社がアジア地域のレコード会社に対し積極的に原盤のライセンスをするにあたり、当該地域の物価水準に応じて製造、販売されるライセンスレコードが日本国内に還流し、国内で販売されている同一のレコードの販売を阻害することによって著作権者及び著作隣接権者が経済的な不利益を受けることを防止し、我が国音楽文化の海外への積極的な普及促進を図る

ために導入されたものです。
レコード輸入権」が導入された以上、日本のレコード会社はアジアに積極的に進出しなければなりません。それは義務と言ってもいいでしょう。アジアに進出するために「レコード輸入権」が必要だと主張していたのだから、「レコード輸入権」が導入されたからには、積極的にアジアに進出していなければならないわけです。
レコード輸入権」が導入されてから、日本のレコード会社のアジア進出が加速されているかどうか、とても知りたいところです。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。