SPARC JAPAN

上記の朝日新聞の記事でも少しだけ触れられているSPARCの日本版であるSPARC JAPANが、工業系3紙で取り上げられていた。

英文の学会誌電子化を支援 情報研、海外へ配信
日経産業新聞. 2003年9月18日(木)7面(先端技術)

日本発”電子雑誌”を支援 国立情報学研究所 対象の16機関21誌決定
日刊工業新聞. 2003年9月18日(木)5面(科学技術)

国立情報学研 電子版パック化 16学協会と提携 有料で英文学術雑誌
日本工業新聞. 2003年9月18日(木)17面(総合)

本家SPARCと違って、SPARC JAPANは国内学協会の英文誌の電子化支援という位置づけに過ぎない。SPARCの名の下に行う活動であるのか、個人的には疑問であるが、日本発の英文学術情報はもっと盛んに行われるべきという点には異論は無い。

ただ「有料」にするのは、時期尚早であろう。
日本の学会の英文誌はまだネームバリューが無いので、むしろOPEN ACCESSを維持することが重要なのではないか。